【導入基礎編⑧】お役立ち情報8割で作る、事業者様のための優しいSNS発信術

WEB導入基礎

三重県内のシニア経営者・事業者のみなさま、こんにちは!WEB広報支援担当の多田です。

前回は、どのSNSを立ち上げる際にも共通してやるべき「5つのプロフィール設定」についてお話ししました。写真や紹介文といった、いわば「お店の看板や外観」がしっかり整ったらいよいよ次のステップ!実際に日々の「投稿」をスタートさせていきましょう。

「よし、今日から毎日投稿するぞ!」と意気込んでいただくのは素晴らしいのですが、SNSで発信を続ける上で、どのツールにも「共通して意識するべき、とっても大切な心構え」が3つあります。

ここを忘れてしまうと、「せっかく毎日頑張って投稿しているのに、誰も見てくれない…」「ファンが増えない…」という寂しい結果になりかねません。

今回は、SNSをビジネスの強力な味方にするために、投稿内容で必ず共通して意識したい「3つの黄金ルール」を、優しく解説します!

SNS投稿で絶対に外せない「3つの黄金ルール」

ユーザーがSNSを開くのは、あなたの商品を買うためではありません。「面白い情報はないかな?」「何か役立つことはないかな?」と、楽しんだり学んだりするために開いています。

だからこそ、事業の投稿をする際には、以下の3つの意識がすべての土台になります。

① 「売り込み」は厳禁!まずは「価値ある情報」を届ける

SNS運用でシニア世代のみなさまが一番やってしまいがちなのが、毎日のように「新商品が入荷しました!買ってください!」「今なら〇〇円です!」という、広告のような売り込みばかりを投稿してしまうことです。

テレビを観ていて、番組の合間に流れるCMばかりだったら、チャンネルを変えたくなりますよね。SNSも全く同じです。

  • 意識するポイント:

    • 投稿の基本は、「お客様の悩みや困りごとを解決する情報」や「へぇ、ためになった!」と思える知識を届けることです。

    • 例えば、畳屋さんなら「うちの畳は最高です」と売るのではなく、「畳を長持ちさせる、梅雨時期の正しいお掃除方法」や「ダニを防ぐ簡単なお手入れ」といった、主婦のみなさまが喜ぶお役立ち情報を投稿します。

    • 「売り込み2割、お役立ち情報8割」のバランスを意識しましょう。先にたくさんの「価値」をプレゼントすることで、お客様との間に確かな「信頼」が育まれていきます。

② 完璧な文章より「あなたの人柄(ストーリー)」を見せる

「綺麗な文章を書かなきゃいけない」「専門的なことばかり発信しないとプロらしくない」と、ガチガチに緊張して投稿を作る必要はありません。

今やインターネット上には、AIが作ったような、正しくて綺麗なだけの文章が溢れています。そんな時代に、お客様がわざわざあなたのお店や会社を選んでくれる最大の理由は、「あなたという“人”に魅力を感じるから」です。

  • 意識するポイント:

    • これまでの人生で培ってきたあなたの経験、仕事へのこだわり、時にはちょっとした失敗談や、地元・三重県への熱い思いなどを、あなた自身の言葉(ストーリー)で語りましょう。

    • 「〇〇を仕入れるために、今日は尾鷲まで行ってきました。やっぱり自分の目で確かめるのが一番ですね」といった、日々の仕事の裏舞台を見せるのも素晴らしい投稿です。

    • 専門家としての信頼性を保ちつつも、温かみや人間味が伝わる発信を意識すると、「この人から買いたい!」という熱狂的なファン(フォロワー)が増えていきます。

③ ホームページへの「動線(案内)」を忘れずに貼る

SNSは、多くの方にあなたを知ってもらうための「出会いの玄関」です。しかし、SNSの短い投稿だけでは、あなたの商品やサービスの深い魅力、そして会社の全貌をすべて伝えることはできません。

じっくり納得して、安心して申し込んでもらうための「母艦(一戸建ての家)」は、やっぱり「ホームページ」です。

  • 意識するポイント:

    • お役立ち情報やあなたの想いを語った投稿の最後には、必ず「もっと詳しいノウハウや、私たちの詳しい会社概要は、プロフィールのリンク(ホームページ)からご覧いただけます」といった一言を添えましょう。

    • SNSであなたに興味を持ってくれたお客様が迷子にならないよう、ホームページへスムーズに導く案内看板(動線)を常にセットにしておくことが、実際の売上やお問い合わせに繋げるための生命線になります。

まとめ:SNSは「信頼の階段」を上がるための会話の場所

SNSでの日々の投稿は、お客様と楽しくおしゃべりをしながら、一歩ずつ「信頼の階段」を上がっていくようなものです。

  1. 売り込まず、まずはお客様が喜ぶ情報をプレゼントする(お役立ち)

  2. あなた自身の言葉で、仕事の裏側や想いを語る(人柄・ストーリー)

  3. 興味を持ってくれた方を、公式ホームページへ優しく案内する(動線)

この3つを意識していれば、どのSNSを使っても、必ず地域のみなさまに愛されるアカウントに育っていきます。最初から完璧を目指さず、あなたらしい温かい発信をコツコツ続けていきましょう。