荷担滝|赤目五瀑の一つで渓谷ナンバー1の景観の呼び声もある滝

荷担滝について

荷担滝(にないだき・Ninai daki)は【赤目四十八滝】の中でも特に見どころとされる5つの滝「赤目五瀑」一つで、高さ8mの滝が岩を挟んで二つに分かれて流れ落ちる景観が、荷物をきれいに振り分けて担っているように見える事から「担いの滝」「荷担い滝」と名付けられました。

すぐ上にも滝があり、渓谷ナンバー1の景観とも言われる滝です。

渓谷入口から2600mほどのところにあります。

*この滝に行くには、渓谷保全料(水族館入館料と渓谷内入山料)大人1,000円、小人500円が必要です。

荷担滝へのアクセス

住所:〒518-0443 三重県名張市青蓮寺


車で行くのがお勧め(無料駐車場あり)、赤目口駅から「赤目滝」へのバスもあり。

最寄り駅:近鉄赤目口駅から5.7km

荷担滝を巡る旅ランウォーク

【ウォーキングコース】赤目四十八滝へのみち(8㎞)

赤目四十八滝は室生赤目青山国定公園の中心に位置し、三重県と奈良県の県境付近にある、滝川の渓谷にかかる多数の滝の総称の事で、約3.3㎞の回遊路は遊歩道となっていて、四季折々の景観を楽しみつつ、心身をいやすマイナスイオンを浴びながら、滝めぐりウォークが楽しめます。

このコースは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。

三重県内の美しい日本の歩きたくなるみち500選について詳しくはこちら

荷担滝周辺のおすすめスポット

赤目四十八滝について

赤目四十八滝の滝の数は「たくさん」などの意味を持つ「四十八」ではなく、名のある滝だけで、滝つぼも含めて23瀑の滝があります。

また「赤目」の名は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって修行していた際、不動明王が赤目の牛に乗って出現したという伝説に由来しています。

この数多くの滝が織りなすアートは、「平成の名水百選」、「日本の滝百選」、「森林浴の百選」、「遊歩道百選」と数多くの名所百選に名を連ねています。

また伊賀忍者の祖として知られる百地三太夫(ももちさんだゆう)が、この地を修行の場として、多くの伊賀忍者を育成したことも伝えられています。

赤目四十八滝についてさらに詳しくはこちら

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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