大黒屋光太夫ふるさと散策 (8㎞)

コースのポイント

江戸時代後期に伊勢国奄芸郡白子(現三重県鈴鹿市)の廻船の船頭であった大黒屋光太夫は、江戸に向かう途中嵐で廻船が漂流し、ロシアに漂着しました。

当時ロシアに漂着した日本人は多くいたそうですが、大黒屋光太夫はロシアに漂着したのちに、日本に帰国した最初の日本人で、ロシアでは女帝エカチェリーナ2世に謁見し、勲章までもらうに至りました。

今回紹介するコースはそんな大黒屋光太夫ゆかりのスポットをめぐります。

このコースは新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道(三重県内では30コース)に選定されています。

コースマップ

コースの見どころ

近鉄 伊勢若松駅|鈴鹿市

近鉄名古屋線と、鈴鹿線の接続線になっている駅で、急行が停車します。

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大黒屋光太夫の像|鈴鹿市

近鉄・伊勢若松駅前にあるブロンズ像で、大黒屋光太夫記念館完成を機に、光太夫のふるさとの玄関口となる伊勢若松駅前に移設されました。

以前は、若松小学校創立100周年記念として、小学校前に建立されていました。

大黒屋光太夫記念館|鈴鹿市

ロシアに漂流し、ロシアに行ってはじめて帰国した日本人である大黒屋光太夫に関する記念館で、平成17年に開館しました。

はじめてロシアから帰国した日本人として、多くの政治家や学者から注目され、たくさんの本が作られて、蘭学の発展に貢献しました。

大黒屋光太夫記念館について詳しくはこちら

若松緑地|鈴鹿市

大黒屋光太夫たちの10年に及ぶロシアでの苦難の歴史が、堤防に絵巻物語風に描かれています。

また帆船エカチェリーナ2世号をイメージした遊具もあります。

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白子港緑地|鈴鹿市

大黒屋光太夫出帆の地となっています。

およそ200年前に大黒屋光太夫らが出帆した白子港も今は新しくなり、記念碑が建てられています。

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近鉄 白子駅|鈴鹿市

近鉄名古屋線の鈴鹿市唯一の特急停車駅です。

2010年に西口の駅前広場で再開発整備事業が行われました。

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三重の新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道・全30コースを歩こう

新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道は特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構が自治体からの応募に応じて選考、認定するウォーキングコースです。

選考委員会によって認定された日本の道遺産ともいえる新日本歩く道紀行100選1000の道を活用し、地域の観光促進と商工物産の振興、並び歩くことによって健康づくりに寄与する事、および道に関する歴史、文化、地方の言語等を調査分析し、学術的な活動も併せ行うことによって、商工、経済、観光事業を通じて広く地域社会に貢献するを目的にしています。

新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道10個のテーマと4つのスタイルに分類され、各テーマごとに100、合計1000コースを認定しています。

この1000コースのうち、三重県からは30のコースが選定されており、伊勢神宮や熊野古道などの人気スポットから、穴場的な観光スポットまで多種多様なコースを歩くことができます。

ぜひこれを機に、三重県内30コース踏破に挑戦してみてください!

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投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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