アウトドアスポーツウォークという言葉をご存じですか?
アウトドアスポーツウォークとは、ウォーキングを健康運動としてだけ捉えるのではなく、数多くあるスポーツの分野の一つとして捉えるものです。
アウトドアスポーツウォークを推奨する日本ウオーキング協会では、全身を使って山河を歩く、森林を歩く、渓谷を歩く、海岸を歩くなど、歩く場所が目的化されているスタイルを、アウトドアスポーツウォークの分野として定義しています。
こうして定義されたアウトドアスポーツウォークのカテゴリーとしては、主に下記の3つがあります。
アウトドアスポーツウォークの主な3つのカテゴリー
1.トレッキングスタイル
高い山の頂上までを目指すだけでなく(別に目指しても何の問題もありません)、山麓周遊旅行や小登山など、山の中をを歩くことを目的としています。
語源は南アフリカのアフリカーンス語で、牛車で旅すること、苦労して旅行するなどといった意味があるようです。
2.トレイルスタイル
「踏み跡」を意味し、登山道、ハイキング道、林道、古道などを歩きます。
数か月、数年かけて踏破するスタイルもあり、欧米やカナダなどで愛好されています。
3.フットパス
英国で生まれたスタイルの小径ウォークの事で、森林の細く険しい道や、田園地帯のあぜ道や牧場の作業道、街中の路地など、人々の生活に根差して自然発生した道を散策します。
自らが暮らす地域において育まれた文化、産業、歴史、景観、食などを再発見するウォーキングスタイルです。
地域の特性や特産品などを生かす形で、地域活性化にも活用されているようです。
まずはフットパスからがお勧め
アウトドアスポーツウォークの中で最も取り組みやすいのは英国型のフットパスウォークです。
まずは地元の小径を歩きながら、文化、産業、歴史そして食の魅力などを満喫、地元の魅力を再発見するところからスタートするのがお勧めです。
一方でトレイルスタイルやトレイルは、ウォーキング初心者にはかなりきついですが、その分目標を達成した時の達成感はひとしおで、とりこになってしまう人も少なくありません。
いずれにせよスポーツという以上、ある程度のきつさはやむを得ないところ。
・・・とは言っても最初からきつい道を選ぶのでなく、段階を踏んで無理なく負荷を上げていく事で、徐々に着実に体力、そしてスキルアップにつなげていきましょう!
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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