竹神社|斎宮の中枢となった場所とも言われる地にある神社

竹神社とは

竹神社(たけじんじゃ・Take jinjya)は旧斎宮村にあった25社の神を合祀され、野々宮が祀られていた現在地が境内となっています。

周辺からは平安時代の大規模な堀列や堀立柱建物の跡が発掘され、斎宮の中枢である内院があった場所ではないかとされています。

延喜式内社・多氣郡五十二座の竹神社と火地神社に比定されています。

延喜式内社・多氣郡五十二座 竹神社

昔の多氣郡(今の多気町・明和町と松阪市の一部)にあった延喜式内社に比定される神社です。

延喜式内社・多氣郡五十二座について詳しくはこちら

斎宮(さいくう)とは

「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮(さいくうりょう)という役所のあったところで、平安時代には太宰府に次ぐ第二の規模を誇る地方都市だったと言われています。

斎王とは

天皇に代わって伊勢神宮に仕えるため、京都の都から伊勢に遣わされた皇族の女性。

卜定(ぼくじょう)と呼ばれる占いによって、未婚の皇族女性の中から選ばれました。

斎王は年に3度、伊勢神宮に赴く以外は、一年のほとんどを斎宮で過ごし、天皇が代わるまで勤めを果たしました。

竹神社へのアクセス

住所:〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮2757−2


最寄り駅:近鉄斎宮駅から500m

竹神社を巡る旅ランウォーク

【ウォーキングコース】幻の都「斎宮」を歩く史跡ウォークの道 (8㎞)

幻の都と言われ、今も多くの謎を秘めているとされる「斎宮跡」ゆかりの地を満喫できるコースです。

竹神社周辺のおすすめスポット

 

関連記事

  1. 旧崇廣堂|赤門の愛称で親しまれてきた江戸時代の藩校跡

  2. 旧長谷川治郎兵衛家|木綿問屋で成功した松阪屈指の豪商の本宅

  3. おかげ横丁|伊勢参りの後に食べ歩き・ショッピングするならここ

  4. 鈴鹿漁港:江戸時代からにぎわっていた天然の入り江漁港

  5. 市杵島神社|青蓮寺ダムの水を守護する水神として祀られる神社

  6. 坂下宿本陣跡|かつて東海道五十三次の48番目の宿場町として栄えた地

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。