八脚門跡|斎宮が広大な都市であった事が判明した証拠となる門跡

八脚門跡とは

八脚門跡(はっきゃくもんあと・Hakkyakumon ato)はかつての斎宮の南門で、東西には板堀が伸びたと推定されています。

この門の発見により、斎宮が東西7区画に及ぶ広大な都市であった事が分かったとされる、見た目は地味ですが、かなり貴重な史跡となっています。

斎宮(さいくう)とは

「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮(さいくうりょう)という役所のあったところで、平安時代には太宰府に次ぐ第二の規模を誇る地方都市だったと言われています。

斎王とは

天皇に代わって伊勢神宮に仕えるため、京都の都から伊勢に遣わされた皇族の女性。

卜定(ぼくじょう)と呼ばれる占いによって、未婚の皇族女性の中から選ばれました。

斎王は年に3度、伊勢神宮に赴く以外は、一年のほとんどを斎宮で過ごし、天皇が代わるまで勤めを果たしました。

八脚門跡へのアクセス

住所:〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮


最寄り駅:近鉄斎宮駅から300m

八脚門跡を巡る旅ランウォーク

【ウォーキングコース】幻の都「斎宮」を歩く史跡ウォークの道 (8㎞)

幻の都と言われ、今も多くの謎を秘めているとされる「斎宮跡」ゆかりの地を満喫できるコースです。

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