安楽寺・安楽天神|松阪市指定文化財の快慶作の本像が待つお寺

安楽寺・安楽天神について

安楽寺・安楽天神は浄土宗のお寺で、松阪市指定文化財に指定されている本尊は高さ78.2㎝で、鎌倉時代に活躍した仏師・快慶の作(三重県内で2例目)であることで知られており、像内に紙や木片が納入されている事が確認されています。

江戸時代前期に開かれたと推察されています。

岡崎の信光明寺の僧・忍龍上人(にんりゅうしょうにん)が、この寺で急病に苦しんだ際、天神様が夢に出て、「境内の芭蕉の葉を煎じて飲むように」と告げ、その通りにするとたちどころに回復した事に感謝し、自らがこの寺の住持となって、境内に天神様を祀る社を建立したという話も伝わっています。

安楽寺・安楽天神へのアクセス

住所:〒515-0207 三重県松阪市


最寄り駅:近鉄櫛田駅から1.7㎞

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