松坂城跡|松阪の発展の礎を築いた豪壮な石垣に囲まれた城跡

松坂城跡とは

松坂城跡(まつさかじょうあと・Matsusaka jyou ato)は江戸時代に名将・蒲生氏郷によって築城された松坂城の城跡で、かつては天守を持ち、総延長2㎞に及ぶ堀と、豪壮な石垣に守られていました。

高台に築かれた月見櫓跡からは大パノラマが楽しめます。

平成23年2月には国の史跡に指定されました。

伊賀上野城と並んで日本百名城の一つで、三重県を代表するお城です。

松坂城跡へのアクセス

住所:〒515-0073 三重県松阪市殿町


駐車場有り:無料

最寄り駅:近鉄松阪駅から1.2㎞

松坂城跡を巡る旅ランウォーク

歴史ふれあい街道 -松阪路ー(12㎞)

松坂城跡周辺のおすすめスポット

松坂城跡からの走行・歩行距離 400m


松坂城跡からの走行・歩行距離 900m

松坂城の予備知識

松坂城の歴史

築城の名手と言われた蒲生氏郷が、海に面した松ヶ島城に代わる城として、独立陵上に築城しました。

築城後は信長に倣って楽市楽座を設けるなど、松坂の城下町を整備して、商人たちの拠点として城周辺を栄えさせました。

松坂城を築城した蒲生氏郷とは

かの信長から娘をめとるなど絶大な信頼を得るほどの勇猛な武将で、政治力にたけただけでなく、千利休の高弟の中でも筆頭格に挙げられるほどの文化人で、「文武二道の御大将にて、日本において一人、二人の御大名」と評されるほどだったそうです。

秀吉が納める大阪から一字をもらい城下町を「松坂」に改め、松阪城築城と同時に軍事、経済の要所として町を整備し、商人の町としての繁栄の礎を築き、「松阪開府の祖」として今も地元の人々に敬われています。

松坂城の自慢は野面積による石垣

松坂城跡の一番の見どころは、天守台をはじめとした野面積(のづらづみ)の石垣。

野面積とは未加工の自然石を積み上げた石垣で、石材の大きさもまちまちです。

巨石を交えた高石垣が二の丸・本丸・本丸上段と階段状に築かれているところも大きな見どころとなっています。

 

 

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