コースのポイント
自動車レースの最高峰・F1が開催されることで有名な鈴鹿市ですが、日本のほぼ中心に位置し、海と山など自然に囲まれた環境で、産業と文化がバランスよく発展しています。
今回紹介するコースはそんな鈴鹿市の中でも戦国時代以前から、現在に至るまでの歴史と、江戸時代に伊勢国河曲郡の神戸城を拠点とした神戸藩ゆかりの地を巡りながら、そこに生活する文化を多く紹介する道です。
このコースは新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道(三重県内では30コース)に選定されています。
コースマップ
コースの見どころ
近鉄鈴鹿線 平田町駅|鈴鹿市
近鉄名古屋線の伊勢若松駅を起点とした鈴鹿線の終着駅です。
1963年鈴鹿市駅から平田町駅間の延伸に伴い開業しました。
金生水沼植物群落|鈴鹿市
国の天然記念物に指定されていて、食虫植物など珍しいものもあります。
この地に豊富な湧水がある事で、多くの湿地植物が残っているといわれています。
真宗高田派六寺院|鈴鹿市
如来寺と太子寺を中心に、良珠院・常超院・寿福院・摂取院と6つの立派な寺院があります。
伊勢地方における真宗高田派の重要拠点として、この地が位置付けられています。
神戸城跡(神戸公園)|鈴鹿市
戦国時代に、神戸貝盛(とももり)によって築かれたお城です。
織田信長の子・神戸信孝が五層の天守閣を誇る城を築いたとされています。
近鉄鈴鹿線 鈴鹿市駅|鈴鹿市
近鉄伊勢若松駅からも、平田町駅からも4.1kmの距離にあります。
近鉄戦の中では、鈴鹿市役所に最も近い距離にあるため市名が駅名となっています。
三重の新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道・全30コースを歩こう
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道は特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構が自治体からの応募に応じて選考、認定するウォーキングコースです。
選考委員会によって認定された日本の道遺産ともいえる新日本歩く道紀行100選1000の道を活用し、地域の観光促進と商工物産の振興、並び歩くことによって健康づくりに寄与する事、および道に関する歴史、文化、地方の言語等を調査分析し、学術的な活動も併せ行うことによって、商工、経済、観光事業を通じて広く地域社会に貢献するを目的にしています。
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道10個のテーマと4つのスタイルに分類され、各テーマごとに100、合計1000コースを認定しています。
この1000コースのうち、三重県からは30のコースが選定されており、伊勢神宮や熊野古道などの人気スポットから、穴場的な観光スポットまで多種多様なコースを歩くことができます。
ぜひこれを機に、三重県内30コース踏破に挑戦してみてください!
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道について詳しくはこちら
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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