ウォーキングからジョギングに移行するタイミングでお勧めなスロージョギング

ウォーキングである程度長い距離を歩けるようになってきて、これからジョギングに移行していきたい。

そうお考えの方で、特に今まで運動をあまりやってこなかった方が、ジョギングに移行する前にお勧めしたいのが、スロージョギングです。

スロージョギングとは

スロージョギングとは余裕のあるペースで走るジョギングより、さらにゆっくりのペースで走る運動で、歩く速さか、それよりさらにゆっくりのペースで走ります。

スロージョギングではかなりゆっくりのペースとはいえ、走っているため、歩いているより大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、大殿筋(お尻の大きな筋肉)、大腸筋などの大きな筋肉を使う事になり、エネルギー消費量がウォーキングの2倍になると言われています。

とにかく疲れないペースで、隣の人と楽しく会話できる余裕をもって走れるスロージョギングは、運動初心者の方でも比較的はじめやすいうえ、生活習慣病予防や脳の活性化などの健康効果も十分すぎるほど見込めます。

スロージョギングのやり方

最初は1日10分程度からスタートし、身体を走る事に慣らしていくのがポイントで、10分も走り続けられないという方は、1分を10回実施するなど分割する方法でも十分な効果が見込めると言われています。

最終的には1日30分、週3回が目標となりますが、その30分も、10分を3回などの形で小分けしても大丈夫です。

スロージョギングではウォーキング時のかかと着地ではなく、足の指の付け根当たりでの着地、いわゆるフォアフット着地が基本です。

フォアフット着地ではアキレス腱がバネの役割をしてくれるため、着地衝撃をやわらげてくれ、膝や腰への負担が少ないと言われています。

ウォーキングではかなり速く、または長い距離を歩けるようになったけど、いきなりジョギングに移行するのは不安で二の足を踏んでしまっている、ウォーキングの同じくらいの負荷で、効果的に効果を得られる運動をしてみたい・・・などとお考えの方は、まずスロージョギングを試してみて下さい!

おすすめの記事