陽夫多神社|旧県社でだだ押しや宵祭などの年中行事が有名な神社

陽夫多神社とは

陽夫多神社(やぶたじんじゃ・Yabuta jinjya)はスサノオノミコトを祀る神社で、伊賀国阿拝郡九座の陽夫多神社に比定され、明治の近代社格制度では県社に格付けられました。

毎年2月18日の夜にふんどし姿の青年が押し合う神事「だだ押し」、4月20日に県指定文化財の大江のかっこ踊りが行われる春祭りが開催されます。

また毎年7月31日の祇園祭宵宮での花火、毎年8月1日には高さ約35mの大幟(おおのぼり)が7本建てられる祇園祭が行われ願之山踊りが行われます。

近代社格制度・旧県社

明治維新以降に神社を等級化した制度である近代社格の中で、地方官の管轄となる神社の事を「諸社」といい、その諸社はさらに「県(縣)社」←「郷社」←「村社」←「無格社」に分けられ、県から支援を受けていました。

明治の近代社格制度について詳しくはこちら

延喜式内社・伊賀国阿拝郡九座 陽夫多神社

昔の阿拝郡(今の伊賀市北部)にあった延喜式内社に比定される神社です。

延喜式内社・伊賀国阿拝郡九座について詳しくはこちら

陽夫多神社へのアクセス

住所:〒518-1313 三重県伊賀市馬場951


最寄り駅:JR佐那具駅から3.1km

陽夫多神社周辺のおすすめスポット

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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