國束寺|かつては金剛證寺と並ぶ南伊勢の名刹として栄えたお寺

國束寺について

國束寺(くづかじ・Kuzuka ji)は度会町の国束山山頂に聖徳太子の名によって建立されたのが始まりとされ、伊勢の金剛證寺と並ぶ南伊勢の名刹として栄えていました。

本尊の十一面観音は悩みや苦しみを取り除き、喜びや幸福を与え(抜苦与楽)、生きとし生けるものを平等に守る(慈悲御念)とされています。

境内には本堂のほかに愛染堂があり、愛染明王、不動明王、天狗と浅間神(富士権現)を祀っています。

とくに愛染明王は夫婦円満、恋愛、良縁などにご利益があるとされ、1月3日には愛染明王護摩祈祷が行われています。

戦後に一部を大阪の四天王寺に移したうえ、国束山麓に移築し、現在に至っています。

伊勢西国三十三所観音霊場 元9番

國束寺へのアクセス

住所:〒516-2105 三重県度会郡度会町平生1481


最寄り駅:JR田丸駅から8.9㎞

國束寺を巡る旅ランウォーク

伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(伊勢~大台編)

國束寺周辺のおすすめスポット

國束寺の見どころ

本堂にはプロの画家から子供までが書いた楽しい天井画があります。

参道では様々な石像が見られます。

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