林光寺について
林光寺(りんこうじ・Rinkou ji)は聖武天皇の勅によって行基が祈願に巡っていた途中に、林の中に清泉が湧き出て金光を放つのをみて感得し、聖武天皇勅願寺として開創されたと伝わっています。
のちに神戸城主代々の祈願所として栄え、城主から寄進された数々のものが今も現存しています。
本尊で国の重要文化財の千手観世音菩薩は、年に一度だけ四万六千日間お詣りしたのと同じご利益があるとされる「四万六千日詣り」、8月10日に深夜から未明にかけてわずか2時間ほど開帳されます。
またえんま寺と呼ばれる由縁である閻魔堂は行路横死者、疫病遊女、水子など不運な死を遂げた人々の供養のために建てられ、年2回(2月16日と8月16日)に開帳が行われ、寺宝の地獄図絵も公開されます。
伊勢西国三十三所観音巡礼 第20番
三重四国八十八カ所霊場 第13番
四国にある空海ゆかりの88カ所の仏教寺院の霊場巡り「お遍路」の三重県版で、空海が伊勢神宮へ参拝する際に実際に通った道を中心に、八十八カ所の巡礼地を巡ります。
林光寺へのアクセス
住所:〒513-0801 三重県鈴鹿市神戸6丁目7−11
最寄り駅:近鉄鈴鹿市駅から650m