伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(鈴鹿編)|距離の目安・27㎞

鈴鹿市の伊勢西国三十三所観音を巡ろう

伊勢西国三十三所観音霊場(いせさいごくさんじゅうさんしょかんのんれいじょう)は、三重県内にある観世音菩薩で構成された霊場で、お伊勢参りとともに多くの参拝者が訪れる由緒ある古巡礼です。

伊勢国安濃津の僧・道源が開創したと言われており、少なくとも千年以上の歴史を持つとされています。

伊勢西国三十三所観音霊場はそれぞれに札番がついていますが、この札所の番号は昔の参拝順路に基づいてつけられており、必ずしもその通りに巡る必要はありません。

そんな伊勢西国三十三所観音は、北はいなべ・桑名から、南は伊勢市・鳥羽市までと広範囲にわたっており、一気に走って歩いて巡るのはほぼ不可能。

そこで今回の記事では鈴鹿市にある伊勢西国三十三所観音巡りのルート一例を紹介していきます。

伊勢西国三十三所観音霊場について詳しくはこちら

鈴鹿市の伊勢西国三十三所観音巡りおすすめルート

A スタート地点 近鉄白子駅

近鉄名古屋線の鈴鹿市唯一の特急停車駅です。

2010年に西口の駅前広場で再開発整備事業が行われました。

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↓ 最短距離 2km

B 第19番 子安観音寺|鈴鹿市

白子山 子安観音寺(しろこさん こやすかんのんじ)は聖武天皇の代に開創されたと伝わり、1300年以上続く古刹(こさつ)で、難産を救い、子孫長久を守る「白衣観世音菩薩」をご本尊としています。

子安観音寺には、安産・子育て・子授けにご利益があるとされる「白子の子安観音」として親しまれています。

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↓ 最短距離 8.5km

C 第18番 府南寺(ふなんじ)|鈴鹿市

無量寿寺の本尊である阿弥陀如来は伊勢神宮内宮の天照大御神の本地仏とされており、府南寺の本尊・千寿観世音菩薩は「国府の観音」「上寺の観音」とも呼ばれています。

国の重要文化財に指定されている木造金剛力士立像は、運慶作と言われているほか、裏門東側には県指定天然記念物のアイナシが生育されており、見ごろは4月初旬から中旬です。

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↓ 最短距離 7km

D 第24番 荒神山観音寺(こうじんやまかんのんじ)|鈴鹿市

高神山 観音寺 (こうじんやま かんのんじ)は、812年に弘法大師がヤマトタケルを仏像として祀ったのがはじまりと言われていますす。

この寺の裏山で起きた任侠史最大の大出入りと言われる「荒神山の喧嘩」が講談や浪曲などで「血煙荒神山」として取り上げられたことから、全国に荒神山として名が知られるようになりました。

高神山 観音寺(鈴鹿市)について詳しくはこちら

↓ 最短距離 8㎞

E 第20番 林光寺|鈴鹿市

林光寺(りんこうじ・Rinkou ji)は聖武天皇の勅によって行基が祈願に巡っていた途中に、泉の中に清泉が湧き出て金光を放つのをみて感得し、聖武天皇勅願寺として開創されたと伝わっています。

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↓ 最短距離 1.5km

F ゴール地点 伊勢鉄道・鈴鹿駅

鈴鹿市矢橋一丁目に所在する、伊勢鉄道伊勢線の駅です。

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伊勢西国三十三所観音霊場を走り歩こうシリーズ

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(鳥羽編) 約15㎞

青峯山の山頂にある正福寺に向かう峠走からスタートして、鳥羽駅近くにある金胎寺までを走るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(伊勢編) 約31.5㎞

金剛證寺に向かう朝熊山の登山道が難関となる、伊勢市内の伊勢西国三十三所観音霊場を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(伊勢~大台編) 33.5km

伊勢神宮外宮のすぐ近くにある伊勢市駅から、伊勢市→玉城町→度会町→大台町と1市3町を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(大台~松阪編) 約25㎞

多気町の誇る3つのお寺をめぐった後、松阪駅のすぐ近くにある継松寺まで走り抜けるコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(津編) 約23㎞

長谷山の中腹にある長谷寺に向かう道中が最大の難所となる、津市内の5つの伊勢西国三十三所観音を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(亀山編) 約21.5㎞

小高い場所にある宗徳寺や野登寺に向かう道中が難所となる、亀山市の伊勢西国三十三所観音霊場を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(四日市編) 約17.5㎞

四日市を南から北まで、比較的フラットな道を走り進めながら4つのお寺を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(菰野・いなべ編) 約17.5㎞

菰野町からいなべ市に向かうきつめのアップダウンが続く道を走りながら、3つのお寺を巡るコースです。

●伊勢西国三十三所観音を走り歩く(桑名編) 約23㎞

ゴールとなる多度観音堂に向かうきつめのアップダウンが最大の難所となる、桑名市の5つのお寺を巡るコースです。

 

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