官舎神社|斎王の離宮の官舎が近くにあった事が社名となった旧県社

官舎神社について

官舎神社(かんしゃじんじゃ・Kansha jinjya)は斎王の離宮の官舎が近くにあった事が社名の由来となっている神社で、「離宮さん」「旅の宮」「大漁宮」などの愛称で親しまれています。

東側の離宮院公園が参道となっていて、離宮院跡と境内が一体化しており、明治の近代社格制度では県社に格付けられました。

延喜式内社・度會郡五十八座 官舎神社

昔の度會郡(今の伊勢市、玉城町・度会町・南伊勢町全域と大紀町・明和町・志摩市の一部)にあった延喜式内社に比定される神社です。

延喜式内社・度會郡五十八座について詳しくはこちら

近代社格制度・旧県社

明治維新以降に神社を等級化した制度である近代社格の中で、地方官の管轄となる神社の事を「諸社」といい、その諸社はさらに「県(縣)社」←「郷社」←「村社」←「無格社」に分けられ、県から支援を受けていました。

明治の近代社格制度について詳しくはこちら

官舎神社へのアクセス

住所:〒519-0505 三重県伊勢市小俣町本町1446


最寄り駅:JR宮川駅から500m

官舎神社周辺のおすすめスポット

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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