延喜式内社を走って巡ろう(桑名郡十五座|多度編)(15㎞)

平安時代中期に国によって編纂された延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に名前が掲載されている式内社の中には、今も地元の人々を中心に厚く信仰されている由緒ある神社がほとんどです。

このページでは延喜式が編纂された当時の伊勢国桑名郡(現在の桑名市の大部分)にあった式内社に比定される神社のうち、多度大社をはじめとした桑名市多度町周辺にある式内社8社を走って巡ります。

延喜式内社・伊勢国桑名郡十五座について詳しくはこちら

今回紹介するルートでは、北伊勢を代表する神社・多度大社や、元伊勢の野志里神社などの見どころを巡るほか、養老鉄道沿いや、アップダウンのかなりきつい多度山の麓を走ったりと、景色や地形の移り変わりを存分に楽しむことができます。

桑名郡十五座巡りラン(多度編)おすすめルート

多度山ポケットパーク

多度山東登山口にある駐車場です。

日曜日は早朝より、多くの車で混雑しています。

次のポイントまで350m

多度山ポケットパークから、多度山の麓に向かって坂道を下りきった先に、次の目的地である宇賀神社が見えてきます。

宇賀神社|桑名市

多度山の東登山口に位置する神社で、古くは地元の有力者を祀っていましたが、今は農耕の神様・ウカノミタマノカミを祀っています。

正面にはシイの巨木群があります。

宇賀神社について詳しくはこちら

次のポイントまで900m

尾津神社(戸津)|桑名市

尾津という地名はヤマトタケルが大和(現在の奈良)から東征に向かった際にちなむ逸話がある事でも知られています。

尾津神社(戸津)について詳しくはこちら

次のポイントまで350m

尾津神社(小山)|桑名市

尾津という地名はヤマトタケルが大和(現在の奈良)から東征に向かった際にちなむ逸話がある事でも知られています。

尾津神社(小山)について詳しくはこちら

次のポイントまで2.2km

野志里神社|桑名市

ヤマトヒメがアマテラスオオミカミを祀る地を定めるべく伊勢の地を巡っていた際、4年ほどアマテラスオオミカミを祀ったとされる元伊勢・桑名野代宮であると言われています。

地元の方々から「ノシロさん」と親しまれています。

野志里神社について詳しくはこちら

次のポイントまで2.7㎞

深江神社|桑名市

かつては県大明神と称していましたが、江戸時代中期ごろから今の社名となった神社です。

深江神社について詳しくはこちら

次のポイントまで4.1km

草薙神社(御衣野尾津神社)|桑名市

ヤマトタケルが東国への出征の途中で刀を置き忘れたと古事記に記されている尾津前はこの地であると言われている地にある神社です。

草薙神社について詳しくはこちら

次のポイントまで1.1㎞

小山神社|桑名市

この地の豪族であった「小山連」の氏神として名づけられた神社です。

小山神社について詳しくはこちら

次のポイントまで2.1km

多度大社|桑名市

伊勢神宮に祀られている天照大御神の第3皇子である天津彦根命(アマツヒコネノミコト)を祀っていることから、お伊勢さんとのご縁も深く「お伊勢参らば お多度もかけよ お多度かけねば 片参り」とうたわれ、北伊勢地方の総氏神様「北伊勢大神宮」として多くの信仰を集めてきました。

祀られている神様・天津彦根命(アマツヒコネノミコト)は商売繁盛、雨乞いの神様です。

多度大社について詳しくはこちら

次のポイントまで1.5km

多度山ポケットパーク|桑名市

 

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

関連記事

  1. 龍福寺|浜の地蔵の呼び名で信仰される揖斐川沿いにあるお寺

  2. 十念寺|毎年11月23日に行われる七福神まつりが有名なお寺

  3. 尾野神社|「船着大明神」の別名を持つ県社に格付けられた神社

  4. 桑名駅|近鉄・JR東海・養老鉄道がつながる桑名市の中心駅

  5. 櫛田神社|尾根の上にある延喜式式内社・櫛田神社に比定される神社

  6. 七里の渡し 桑名宿と宮宿(熱田)をつないだ渡船場跡

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。