伊奈冨神社|食をつかさどる神をまつる紀元前からの歴史を持つ神社

伊奈冨(いのう)神社について

伊奈冨神社(いのうじんじゃ・Inou jinjya)は紀元前からの歴史を持つと言われており、食物をつかさどり稲生の大神とも称えられる保食大神(うけもちおおかみ)が祀られ、五穀豊穣、諸業繁栄、商売繁盛、家内安全、厄除開運、良縁成就、学業成就、病気平癒等など多くのご利益があるとされています。

明治時代には県社に格付けられ、延喜式神名帳にある「伊奈冨神社(伊勢国・奄芸(あんき・あんげ)郡 十三座)」に比定される式内社です。

室町時代以前に造られた庭園で、日本最古の「七島式庭園」として知られる伊奈冨神社庭園・七島池は、三重県指定名勝となっています。

近代社格制度・旧県社

明治維新以降に神社を等級化した制度である近代社格の中で、地方官の管轄となる神社の事を「諸社」といい、その諸社はさらに「県(縣)社」←「郷社」←「村社」←「無格社」に分けられ、県から支援を受けていました。

明治の近代社格制度について詳しくはこちら

延喜式内社・奄藝郡十三座 伊奈富神社

昔の奄藝郡(今の鈴鹿市・津市・亀山市の一部)にあった延喜式内社に比定される神社です。

延喜式内社・奄藝郡十三座について詳しくはこちら

伊奈冨神社へのアクセス

住所:〒510-0204 三重県鈴鹿市稲生西2丁目24−20

最寄り駅:伊勢鉄道・鈴鹿サーキット稲生駅から1.2km

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