勅願院観音寺|三天皇の勅願所だった四足八鳥観音のあるお寺

勅願院(ちょくがんいん)観音寺について

補陀洛山(ふだらくざん)勅願院観音寺は、港に出現した如意輪観音を信仰した聖武天皇が創建したお寺で、伊勢西国三十三所観音霊場25番札所です。

寺が創設に由来する如来輪観音の像は、今も本堂で祀られており、頭が8つ、脚が4本の霊鳥に乗った観音像で、四足八鳥観音と呼ばれ、全国でも唯一無二の存在である事より県の指定有形文化財に登録されています。

後奈良・正親町・後陽成の三天皇天皇の勅願所(天皇の命令によって鎮護国家などを祈願する場所)となっていた事も、寺名の由来となっています。

また徳川家康が、徳川家の「三葵」の使用を許した事より、徳川家が深く信仰したことでも知られているお寺です。

勅願院観音寺へのアクセス

住所:〒510-0881 三重県四日市市六呂見1068


最寄り駅:JR南四日市駅から500m

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