富士山の女神さまとして知られるコノハナサクヤヒメとはどんな神様?

コノハナサクヤヒメとは

木花之佐久夜毘売、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は山の神様・オオヤマツミの娘で、桜の花のように美しかった事より、。アマテラスの孫のニニギの妃となった女神さまです。

たった一夜の交わりで子供を身ごもったことで、ニニギから不貞を疑われたことに怒り、出口がない産屋に火を放ち、燃え盛る炎の中で3人の男の子を出産したという伝説を持つことより、安産、火難除けなどのご利益を持つと言われています。

火中出産は焼畑農業や稲積(にお)を燃やして穀霊の誕生を祈念する儀礼の象徴であると考えから、農業の守護神としても知られています。

また富士本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の主祭神として富士山と同一視されている事より、富士山を会場での位置確認の目印にしている周辺の漁業関係者によって航海の守護神としても知られています。

コノハナサクヤヒメのご利益

数々の伝説より安産、火難除け、水徳、五穀豊穣、子宝、海上安全などのご利益があると言われています。

コノハナサクヤヒメが祀られる神社はこちら

コノハナサクヤヒメの祀られる神社

櫻神社(四日市市)

櫻神社は小高い山の上にあり、この地が富士山に似ていることから、地元からは富士権現として信仰されてきた神社です。

布自神社(四日市市)

布自神社は高台にある事から富士権現と呼ばれ信仰されてきた神社です。

 

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