アマテラスの弟神でヤマタノオロチを倒したスサノオとはどんな神様?

スサノオとは

建速須佐之男命、須佐之男命、建素戔嗚尊速、素戔男尊、素戔嗚尊(スサノオ)はイザナギが鼻を洗った際に誕生した神様で、のちに勘当され、姉のアマテラスともトラブルを起こしたことから、葦原中国に追放されてしまったとされています。

その葦原中国に降臨したスサノオは、出雲でヤマタノオロシという化け物を倒し、いけにえになりそうだったクシナダヒメを妻に迎え、新居で日本初の和歌を詠んだとされています。

父にイザナギ(伊邪那岐神、伊邪那岐命、伊弉諾尊)、母にイザナミ(伊弉冉尊、伊弉弥尊)、そしてイザナギ自身が自ら生んだ神様の中で特に貴いとされる三貴子として姉にアマテラス(天照大御神)、兄にツクヨミ(月読命、月夜見尊)がいます。

スサノオのご利益

スサノオにまつわる神話より、良縁成就や学問上達のご利益を持つ神様とされており、また食物の女神・オオゲツヒメを殺害して五穀を誕生させたことより五穀豊穣、神仏習合では仏教の牛頭天王と同一視され、無病息災のご利益もあると言われています。

スサノオの祀られる三重県の神社

尾鷲神社(尾鷲市)

尾鷲七郷の総鎮守(氏神様)として親しまれており、熊野古道が傍らに通る事からも伊勢信仰にも熊野信仰にも関係の深い歴史ある神社です。

八雲神社(松阪市)

870年に日本全国で疫病が流行した時に、京都祇園社(現在の八坂神社)から勧請された神社の一つで、悪疫退散のご利益があるとされる神社です。

 

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