コースのポイント
日本では数少なくなった762mm軌間のナローゲージ鉄道が走る三岐鉄道北勢線の沿線を、楚原駅から阿下喜駅まで歩くコースです。
現在は四日市のあすなろう鉄道と三岐鉄道を残すのみとなっていているナローゲージ鉄道の沿線にある、大正から昭和初期の建造物などが立ち並ぶ、懐かしい風景の中を歩くコースです。
コースはフラットで、ウォーキング初心者の方でも比較的歩きやすいコースです。
また途中の員弁川散歩道ではフラットな直線道を、気持ちよく歩くことができるのもポイントです。
またこのコースは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。
コースマップ
コースの見どころ
三岐鉄道北勢線 楚原駅|いなべ市
いなべ市員弁町楚原にある三岐鉄道北勢線の駅で、いなべ市を代表する駅です。
ねじり橋|いなべ市
江戸時代に作られた「六把野井水」に架かる橋で、橋と用水が斜めに交差するため、アーチ橋株のブロックは、ひねりを入れて積まれています。
この構造は「ねじりまんぽ」といい、現存するコンクリートブロック製の橋では唯一と言われる大変貴重な橋です。
眼鏡橋|いなべ市
日本全国に数多く存在している眼鏡橋の中でも、大変珍しいコンクリートブロック製です。
三連式のアーチが美しく、三岐鉄道北勢線の代表的な撮影スポットとなっています。
万笑院|いなべ市
臨済宗妙心寺派のお寺で、コースの休憩ポイントとしておすすめです。
洞門口|いなべ市
戦時中は防空壕としても使われたトンネルです。
トンネルの中はまっくらで、地面がぬかるんでいる時もありますが、ちゃんと渡れます。
員弁川散歩道|いなべ市
員弁川右岸に沿って整備された散歩道で、直線コースを気持ちよく歩くことができます。
桜や紫陽花など季節の草花が楽しめるのも大きな魅力です。
三岐鉄道北勢線 阿下喜駅|いなべ市
三岐鉄道北勢線の駅で、同線の終着駅です。
駅の南側には、軽便鉄道博物館が隣接しており、地域の市民団体によって運営されています。
三重の歩きたくなるみち500選・全11コースを歩こう
このコースは一般社団法人日本ウオーキング協会が日本の美しい四季と景観、地域の観光資源、歴史資源、文化遺産、食の道などを訪ね歩く目的で、国土交通省・NHK・共同通信社・全国地方新聞社連合の後援を得て日本の美しい道を全国から認定した「美しい日本の歩きたくなるみち500選」のコースです。
この500選のうち、三重県内で500選に選ばれているのは11コースあります。
ここで選ばれている11コースの中には、伊勢神宮を外宮から内宮まで歩くコースや、熊野古道、赤目四十八滝、関宿など三重県を代表するスポットを巡れるコースがそろっています。
ぜひこれを機に三重県内全11コース踏破に挑戦してみてください!
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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