アマテラスと対をなす月神・ツクヨミとはどんな神様?

ツクヨミとは

月読命・月夜見尊(ツクヨミ)はイザナギが右目を洗った際に誕生した神様で、父にイザナギ(伊邪那岐神、伊邪那岐命、伊弉諾尊)、母にイザナミ(伊弉冉尊、伊弉弥尊)、そしてイザナギ自身が自ら生んだ神様の中で特に貴いとされる三貴子として姉にアマテラス(天照大御神)、兄にスサノオ(建速須佐之男命、須佐之男命、建素戔嗚尊速、素戔男尊、素戔嗚尊)がいます。

イザナギが「夜の食国」=夜の世界を統治するように命じたことから、姉神の太陽神・アマテラスと対をなす月神と言われています。

日本ではかつて月の満ち欠けの秋季に基づいた太陰暦に従って農耕が行われてきたことより、農耕の神として五穀豊穣のご利益を持つと言われています。

また月の満ち欠けは、潮の干満に影響を与える事より、漁業関係者の信仰も集めているそうです。

ツクヨミのご利益

農耕の神様として五穀豊穣のご利益のほか、大漁満足、開運厄除などのご利益があると言われています。

ツクヨミが祀られる神社はこちら

ツクヨミの祀られる三重県の有名な神社

月読宮 (伊勢市)

内宮に祀られる天照大御神の弟神・月読命(ツクヨミノミコト)が祀られる月読宮、その荒御魂(あらみたま)が祀られる月読荒御魂宮のほか、天照大御神と月読命の父神が祀られる伊佐奈岐宮、母神が祀られている伊佐奈弥宮の4宮が並び立っています。

月夜見宮(伊勢市)

月夜見宮は内宮に祀られる天照大御神の弟神・月夜見尊(ツキヨミノミコト)と月夜見尊荒御魂(ツキヨミノミコトノアラミタマ)で、外宮の中で、正宮に次いで格式の高い別宮であるお伊勢さん125社です。

 

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