尾野神社|「船着大明神」の別名を持つ県社に格付けられた神社

尾野神社について

桑名市街の大部分が海だった数千年前も昔に船が付く場所であったことから「船着大明神」の別名を持つ神社で、明治時代には県社に格付けられました。

また内宮の場を定めたとされる倭姫が4年間滞在したとされる「桑名野代宮」伝承地と言われており、【元伊勢】の一つです。

元伊勢(もといせ)とは

伊勢神宮の内宮に祀られている神様・天照大御神(アマテラスオオミカミ)と外宮に祀られる・豊受大御神(トヨウメオオミカミ)が今の地に祀られる前に、一時的に祀られたとされる伝承を持つ神社や場所の事で、一言で言ってしまうと「伊勢神宮のふるさと」です。

【元伊勢】

近代社格制度・旧県社

明治維新以降に神社を等級化した制度である近代社格の中で、地方官の管轄となる神社の事を「諸社」といい、その諸社はさらに「県(縣)社」←「郷社」←「村社」←「無格社」に分けられ、県から支援を受けていました。

明治の近代社格制度について詳しくはこちら

延喜式内社・桑名郡十五座 尾野神社

昔の桑名郡(今の桑名市の大部分)にあった延喜式内社に比定される神社です。

延喜式内社・桑名郡十五座について詳しくはこちら

尾野神社へのアクセス

住所:〒511-0811 三重県桑名市東方2194

最寄り駅:養老鉄道播磨駅から550m、桑名駅から1.2㎞

尾野神社を巡る旅ランウォーク

延喜式内社を走って巡ろう(桑名郡十五座|桑名市街地周辺編)(8㎞)

平安時代の頃、伊勢国桑名郡(現在の桑名市の大部分)にあった式内社に比定される神社のうち、桑名市街の中心地周辺の式内社5社を走って巡ります。

延喜式内社を走って巡ろう(桑名郡十五座|桑名市街地周辺編)について詳しくはこちら

尾野神社周辺のおすすめスポット

 

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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