尾野神社について
桑名市街の大部分が海だった数千年前も昔に船が付く場所であったことから「船着大明神」の別名を持つ神社で、明治時代には県社に格付けられました。
また内宮の場を定めたとされる倭姫が4年間滞在したとされる「桑名野代宮」伝承地と言われており、【元伊勢】の一つです。
元伊勢(もといせ)とは
伊勢神宮の内宮に祀られている神様・天照大御神(アマテラスオオミカミ)と外宮に祀られる・豊受大御神(トヨウメオオミカミ)が今の地に祀られる前に、一時的に祀られたとされる伝承を持つ神社や場所の事で、一言で言ってしまうと「伊勢神宮のふるさと」です。
【元伊勢】
近代社格制度・旧県社
明治維新以降に神社を等級化した制度である近代社格の中で、地方官の管轄となる神社の事を「諸社」といい、その諸社はさらに「県(縣)社」←「郷社」←「村社」←「無格社」に分けられ、県から支援を受けていました。
延喜式内社・桑名郡十五座 尾野神社
昔の桑名郡(今の桑名市の大部分)にあった延喜式内社に比定される神社です。
尾野神社へのアクセス
住所:〒511-0811 三重県桑名市東方2194
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