青峯山正福寺について
青峯山正福寺(あおのみねさんしょうふくじ)は地元で「あおのみねさん」の愛称で親しまれ、標高336mの青峯山の山頂にあるかなり広大なお寺で、本尊の十一面観音菩薩は相差の海から鯨に乗って現れたとして地元の伝説に登場しています。
観音様を乗せた鯨は、その後龍宮池の鯨石になったと伝えられています。
【真言宗】のお寺で、広大な境内には本堂のほか、鐘楼堂、聖天堂、弁天堂など17の建物があります。
入口にある大門には鳳凰や龍など様々な彫刻が施されていて、江戸時代に「鳥羽藩に過ぎたるものの一つ」と俗謡に唄われるほどの壮大さです。
海上での安全を祈願するお寺として知られており、全国から漁師、海女さんなどの漁業関係者や、船舶関係者が多く訪れます。
旧暦の1月18日には「御船祭」が行われ、信者から奉納された大漁旗などが境内をにぎわせます。
伊勢西国三十三所観音霊場 番外
伊勢西国三十三所観音霊場(いせさいごくさんじゅうさんしょかんのんれいじょう)は、三重県内にある観世音菩薩で構成された霊場で、お伊勢参りとともに多くの参拝者が訪れる由緒ある古巡礼です。
青峯山正福寺へのアクセス
住所:〒517-0042 三重県鳥羽市松尾町519
最寄り駅:近鉄松尾駅から6.3㎞
青峯山正福寺を巡る旅ランウォーク
【ランタビルート】伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(鳥羽編)(15㎞)
青峯山の山頂にある正福寺に向かう峠走からスタートして、鳥羽駅近くにある金胎寺までを走るコースです。
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