近長谷寺|平安に作られた木造十一面観音立像が国重要文化財のお寺

近長谷寺について

近長谷寺(きんちょうこくじ・Kincyoukoku ji)は885年にこの地の豪族、飯高宿禰諸氏が内外近親等に勧進して、この寺を造らせたと伝えられていて、本尊は平安時代後期に作られた像高6.6mの寄木造りの十一面観音立像で、十種勝利、四種功徳をもたらすとされ、大正2年に国の重要文化財に指定されました。

奈良の長谷寺、鎌倉時代の長谷寺とともに一木の木で三体が刻まれたとも言われ、日本三観音のひとつで、右手に錫杖を添える姿は、日本でも唯一の物です。

毎年2月18日を例大祭として、本尊を終日開帳し、厄除けの祈祷や護摩法要などを行い、交通安全・学業・海運などの祈願所として地元の人から信仰されています。

伊勢西国三十三所観音霊場 札番 第11番

近長谷寺へのアクセス

住所:〒519-2176 三重県多気郡多気町長谷202


最寄り駅:JR佐奈駅から4㎞

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