金剛座寺|志度の観音様として婦人病や安産のご利益が有名なお寺

金剛座寺について

金剛座寺(こんごうざじ・Kongouza ji)は藤原鎌足ゆかりの草創という説と、藤原不比等が開山したという2つの説が伝わるお寺で、讃岐の志度寺の別当寺として十一面観音を本尊としていました。

その後藤原不比等が内妻の菩提寺とするべく行基菩薩彫刻の「如意輪観音」を本尊にしたと言われて、この観音像は女性に縁のある仏「慈母観音」「志度の観音さん」として、本尊真下の本堂の砂をお守りする婦人病・安産にご利益ありと多くの信仰を集めています。

古事記に「天手力男尊」を奉る地として登場する歴史あるお寺で、元は穴師寺という名前でしたが、平安時代に金剛座寺と改名し、発展しました。

江戸時代には復興を遂げ、この時復興した本堂は町内最古の建築物となっています。

本堂の鰐口は県内でも最古級のもので、町の文化財に指定されており、伊勢の町や天気の良い日には富士山までもが一望できます。

多気町では三古寺めぐりとして、金剛座寺の「如意輪観音」と近長谷寺の「十一面観世音」、普賢寺の「普賢菩薩」を機描写に開帳しています。

伊勢西国三十三所観音霊場 札番 第10番

金剛座寺へのアクセス

住所:〒519-2177 三重県多気郡多気町神坂169


最寄り駅:JR佐奈駅から2.5㎞

金剛座寺を巡る旅ランウォーク

伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(大台~松阪編)

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