金剛座寺について
金剛座寺(こんごうざじ・Kongouza ji)は藤原鎌足ゆかりの草創という説と、藤原不比等が開山したという2つの説が伝わるお寺で、讃岐の志度寺の別当寺として十一面観音を本尊としていました。
その後藤原不比等が内妻の菩提寺とするべく行基菩薩彫刻の「如意輪観音」を本尊にしたと言われて、この観音像は女性に縁のある仏「慈母観音」「志度の観音さん」として、本尊真下の本堂の砂をお守りする婦人病・安産にご利益ありと多くの信仰を集めています。
古事記に「天手力男尊」を奉る地として登場する歴史あるお寺で、元は穴師寺という名前でしたが、平安時代に金剛座寺と改名し、発展しました。
江戸時代には復興を遂げ、この時復興した本堂は町内最古の建築物となっています。
本堂の鰐口は県内でも最古級のもので、町の文化財に指定されており、伊勢の町や天気の良い日には富士山までもが一望できます。
多気町では三古寺めぐりとして、金剛座寺の「如意輪観音」と近長谷寺の「十一面観世音」、普賢寺の「普賢菩薩」を機描写に開帳しています。
伊勢西国三十三所観音霊場 札番 第10番
伊勢西国三十三所観音霊場(いせさいごくさんじゅうさんしょかんのんれいじょう)は、三重県内にある観世音菩薩で構成された霊場で、お伊勢参りとともに多くの参拝者が訪れる由緒ある古巡礼です。
金剛座寺へのアクセス
住所:〒519-2177 三重県多気郡多気町神坂169
最寄り駅:JR佐奈駅から2.5㎞
金剛座寺を巡る旅ランウォーク
【ランタビルート】伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(大台~松阪編)(25㎞)
多気町の誇る3つのお寺をめぐった後、松阪駅のすぐ近くにある継松寺まで走り抜けるコースです。
金剛座寺周辺のおすすめスポット
投稿者プロフィール
-
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
最新の投稿
- ウォーキングコース2024年10月6日四日市コンビナートの景観とスポーツ施設を巡る道(2.2㎞)
- ウォーキングコース2024年10月6日伊坂ダム周回景観と3つの坂を楽しむ道(3㎞)
- ラントレコース2024年10月5日伊坂ダム⇔山村ダム周回コース(11㎞)|景観抜群の2つのダムを巡るコース
- ラントレコース2024年10月5日山村ダム周回コース(2.7㎞)|ダム湖の景観とほどよいアップダウンが魅力の周回コース
この記事へのコメントはありません。