コースのポイント
志摩市でも横山展望台と並ぶ人気観光地として知られ、古くから「絵かきの町」として全国から絵かきが街並みを描きに訪れるほどの絶景が楽しめる大王埼をスタート地点に歩くコースです。
この地域は石工でも歴史に名をとどろかせた地域で、要所要所に見られる石垣塀を見ることもできる、昭和の香りを感じられる絶景コースです。
このコースは新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道(三重県内では30コース)に選定されています。
コースマップ
コースの見どころ
波切魚市場|志摩市
波切魚市場は豊富な海の幸により天皇への食糧を献上してきた御食つ国(みけつくに)志摩を代表する漁港で、多くの魚が水揚げされています。
また周辺のお店では、旬の魚が天日干しされていて、販売も行っています。
大王美術ギャラリー|志摩市
大王美術ギャラリーはまちなみや東大などのロケーションにひかれて多くの絵描きが訪れることから「絵かきの町」と呼ばれている志摩市大王町にあるギャラリーで、志摩市役所大王支所に併設される施設です。
大慈寺|志摩市
大慈寺は戦国最強とうたわれた九鬼水軍波切丸の大将川面右近とその家来の強者たちが眠るお寺で、志摩国七福神の弁財天と布袋尊の霊場です。
宝門の浜|志摩市
宝門の浜は八幡さん公園のある城山の西側一体の浜辺で、ここからの景観も多くの画家の題材として親しまれてきました。
仙遊寺|志摩市
戦国時代に最強の水軍を率いて活躍した九鬼家の初代から5代目までのお墓があり、九鬼氏とのゆかりが深い事で知られる【臨済宗】のお寺です。
崎山公園|志摩市
崎山公園は波切神社の少し奥に行ったところにある公園で、太平洋を一望できる景色は絶景です。
波切神社|志摩市
波切神社は波切漁港から急な石段を上がっていった先にある神社で、大きなわらじを作って海に流して、地域の豊漁と安全を祈願する「わらじ祭り」が有名です。
須場の浜|志摩市
須場の浜は大王埼灯台のすぐ近くにある景観抜群の浜で、わらじ祭りでは波切神社から大わらじがこの浜に安置され、神職によってお祓いを受けた後、海に流します。
大王埼灯台|志摩市
大王埼灯台は太平洋の荒波が押し寄せる岸壁の先端に立つ白亜の灯台で、「絵かきの町」として多くの絵描きから親しまれる波切地区のシンボル的存在です。
八幡さん公園|志摩市
八幡さん公園は地元から海上安全のご利益がある「八幡さん」と呼ばれる八幡社が建てられている公園で、日の出、夕焼けの景観も抜群な大王埼でも屈指の絶景ポイントと呼ばれています。
波切魚市場|志摩市
三重の新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道・全30コースを歩こう
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道は特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構が自治体からの応募に応じて選考、認定するウォーキングコースです。
選考委員会によって認定された日本の道遺産ともいえる新日本歩く道紀行100選1000の道を活用し、地域の観光促進と商工物産の振興、並び歩くことによって健康づくりに寄与する事、および道に関する歴史、文化、地方の言語等を調査分析し、学術的な活動も併せ行うことによって、商工、経済、観光事業を通じて広く地域社会に貢献するを目的にしています。
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道10個のテーマと4つのスタイルに分類され、各テーマごとに100、合計1000コースを認定しています。
この1000コースのうち、三重県からは30のコースが選定されており、伊勢神宮や熊野古道などの人気スポットから、穴場的な観光スポットまで多種多様なコースを歩くことができます。
ぜひこれを機に、三重県内30コース踏破に挑戦してみてください!
新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道について詳しくはこちら
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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