コースのポイント
現在日本遺産登録を目指して運動を勧められている伊勢西国三十三所観音第1番札所の太江寺から第3番札所の松尾観音寺までを歩くイベントが、2024年10月14日(月・祝)に開催されました。
このページで紹介しているのは、このイベントコースで、道中では伊勢市二見のランドマーク的な存在の夫婦岩や二見興玉神社をはじめ、御塩殿神社や御塩浜、加怒弥神社など伊勢神宮とのゆかりも深い伊勢市二見エリアの名所も巡る事ができます。
コースマップ
コースの見どころ
太江寺|伊勢市
1300年前に行基によって建立されたと言われ、夫婦岩のある二見浦を望む音無山の中腹に立つ、伊勢西国三十三所観音霊場の一番札所、そして三重四国八十八ヶ所霊場の第八十五番札所です。
鎌倉時代に伊勢神宮の神主・荒木田成長氏が再建に大きく貢献したと伝えられるなど、伊勢神宮とのかかわりも深く、歴代神宮の奉行によって今の隆盛につながっています。
二見興玉神社|伊勢市
大注連縄で太く堅く結ばれた二つの岩(男岩、女岩)・夫婦岩が有名で、三重県で伊勢神宮に次いで2番目に参拝客が多い神社としても知られています。
祀られているのはみちひらきの神様で、椿大神社などでも祀られる猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)で、縁結びや夫婦円満、交通安全などのご利益が有名です。
御塩殿神社|伊勢市
伊勢神宮に奉納される塩「堅塩(かたしお)」を、2000年以上ずっと変わらぬ手法で作り続けている神社で、神宮125社の内宮・所管社です。
祀られている神様は御塩殿鎮守神(ミシオドノマモリノカミ)、別名「塩土翁(しおつちのおきな)と言われる神様で、伊勢神宮に奉納される御塩の守り神です。
御塩浜|伊勢市
伊勢神宮に奉納される御塩をつくる入浜式塩田です。
五十鈴川河口に近く、海水と淡水がほどよくまじりあい、細かないい塩が採られることで知られています。
加怒弥神社|伊勢市
田んぼに面して建てられた社で、石が神体として石畳の上に祀られている、お伊勢さん125社・内宮末社9位です。
かつては五十鈴川が社地のすぐ近くを流れていて、船着き場であったとされています。
松尾観音寺|伊勢市
奈良時代のはじめに、行基によって開創された、日本最古の厄除け観音として知られる、伊勢西国三十三所観音霊場の第三札所です。
かつて本堂が火災にあいましたが、本堂裏の二ツ池から2体の龍神が現れて、一体は観音様を火から守り、もう一帯はその火を消したと伝えられていて、龍神伝説として今も残っています。
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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