お寺で参拝するときに注意したい最低限のマナー

ジョギングやウォーキングをしている際に、ふとお寺に立ち寄りたくなる時はありませんか?

そんなとき、せっかくお寺で参拝するなら、最低限のマナーだけでも覚えておいた方がいいのは、間違いありません。

そこで今回の記事では、最低限といったレベルのところで、お寺で参拝する際のマナーについて紹介していきます。

お寺での参拝作法

STEP1.門の前で手を合わせる

お寺の場合、神社での鳥居と同様に、ほとんどの場合お寺の入り口となる門(山門)があります。

この門をくぐる前に、まずは仏さまに「お邪魔します」の意味を込めて、手を合わせるようにしましょう。

STEP2.本堂に入る前にも手を合わせる

お寺の境内に入った際は、まず最初にお寺の本尊がおかれるお寺の中心部となる本堂(金堂・こんどう)に向かいます。

その本尊に入る際にも、「お邪魔します」の気持ちをもって手を合わせ、軽く頭を下げます。

また本堂の入口に鍔口(つばぐち・本堂の前につるされている銅製の仏具)がある場合は、鳴らすようにしてください。

STEP3.本尊に参拝

そして本堂の中に入ったら、本尊の前で手を合わせます。

ちなみに神社だと「二礼二拍手一礼」の作法がありますが、お寺ではNGです。

次にお賽銭をあげます。(特に決まった額はないので、無理のない金額でOK)

そのあと焼香台に進んで、線香や焼香をあげます。(線香や焼香はないお寺も多いです)

ろうそくは煩悩の闇を打ち破ってくれる仏様の知恵の光の象徴、線香や焼香には煩悩を焼き尽くし、あたり一帯を清め仏さまを供養するといった意味があるようです。

そして焼香を上げた後は、もう一度仏様への感謝の気持ちをもって手を合わせます。

STEP4.境内を出る時も手を合わせて一礼

本堂にて参拝後は、境内の他の施設や観光スポットなどを巡ってもOKです。

そして境内をまわり終えて境内を出るときも、門(山門)の前にて手を合わせて、「お邪魔しました」の一礼。

その他気をつけたい基本的なマナー

お寺によっては写真撮影禁止や立ち入り禁止の場所もありますので、決められたルールは必ず守るのが鉄則です。

また肌の露出が多い服装やカジュアルすぎる服装での参拝はあまりお勧めできません。

また観光施設全般に言えることですが、大声で騒がないなど基本的なマナーには十分気をつけつつ、感謝の気持ちをもってお参りする事が大切です。

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