アマテラスの母神・イザナミとはどのような神様?

イザナミとは

伊弉冉、伊邪那美、伊耶那美、伊弉弥(イザナミ)は、一緒に誕生したイザナギとともに、高天原の神々から授かった天沼矛で海水をかき回し、オノゴロ島をてはじめに、夫婦となって日本列島や周囲の島、そして多くの神様を生み出した女神様です。

イザナミはイザナミは火の神様・カグツチを出産した際に、大やけどして亡くなる前にも、吐しゃ物や排せつ物などから様々な神様を生み出し、死後の世界に行ったことから、死の世界=黄泉津大神(よもつおおかみ)と呼ばれています。

そのほかにも生前、死後も過酷な経験をしており、その事で女性を自立に導く加護を与えてくれると言われています。

イザナミのご利益

夫神のイザナギとは仲睦まじい夫婦であった事より、イザナギと同じく縁結び、夫婦和合、子孫繁栄、延命長寿などのご利益があると言われています。

イザナミが祀られる神社はこちら

イザナミの祀られる三重県の有名な神社

花の窟屋(熊野市)

花の窟屋(はなのいわや)は日本最古の神社と言われ、世界遺産の一つに登録されている神社で、火の神様・カグツチとともに祀られており、イザナミのお墓とも言われています。

産田神社(熊野市)

産田(うぶた)とは産所の意味で、産田神社はイザナギノミコトがカグツチを出産して亡くなった場所と言われていて、花の窟屋神社はイザナギノミコトの墓所と言われています。

月読宮・月読荒御魂宮・伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮(伊勢市)

伊佐奈岐宮は伊勢神宮内宮の別宮とお伊勢さん125社の中でもかなり上位の格付けにある神社で、アマテラスの父神・イザナギや弟神・ツクヨミとともに祀られています。

おすすめの記事