稲荷神として多くの信仰を集めるウカノミタマとはどのような神様?

ウカノミタマとは

宇迦之御魂神・倉稲魂命(ウカノミタマ)は「ウカ」が食物を意味する言葉で、名前に「稲」の字が使われていることから、五穀豊穣のご利益を持つ穀物の神様と言われています。

また伏見稲荷大社の主祭神であることから、稲荷神として全国各地に数多くある稲荷神社で祀られている事でかなり多くの人々から信仰を集めています。

さらに商工業者の商工業者が求める商売繁盛や産業興隆などのご利益が授けられたことで、商工業が発達した江戸時代に爆発的な人気を得ました。

稲荷さんの象徴ともいえる狐(キツネ)ですが、これは稲荷神の使いが狐であるためです。

ウカノミタマのご利益

食物を司る神様として五穀豊穣、商売繁盛や産業興隆などのご利益があるとされ、ほかにも家内安全や芸能上達のご利益もあるとされています。

ウカノミタマが祀られる神社はこちら

ウカノミタマの祀られる三重県の有名な神社

海山道神社(四日市市)

海でも山でも道を切り開いて開運を運んでくれるとされるお稲荷様を祀っている「みやまどさん」の愛称で知られる神社で、すべての災難の足をとめて福を授けてくれることから「あしどめ稲荷」とも言われています。

玉三稲荷神社(桑名市)

お稲荷さんの総本山で京都の伏見稲荷大社の最も古い支部で、御神宝として「白蛇の天然石」がある神社です。

 

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