伊賀上野・城下町を巡るみち(6㎞)

コースのポイント

伊賀流忍者と松尾芭蕉の生まれた街として有名な伊賀上野の街並み。

今回紹介するコースでは、城下町らしい家屋や通り、芭蕉に因んだスポットが多く点在しています。

また外国人にも人気の伊賀流忍者博物館では、カラクリ体験をすることもできます。

美しい日本の歩きたくなるみち500選

このコースは一般社団法人日本ウオーキング協会が日本の美しい四季と景観、地域の観光資源、歴史資源、文化遺産、食の道などを訪ね歩く目的で、国土交通省・NHK・共同通信社・全国地方新聞社連合の後援を得て日本の美しい道を全国から認定した「美しい日本の歩きたくなるみち500選」のコースです。

この500選のうち、三重県内で500選に選ばれているのは11コースあります。

コースマップ

コースの見どころ

START 上野市駅

伊賀流忍者の里として知られる伊賀市内の主要駅で、「忍者駅」の愛称も持っています。

駅構内に伊賀鉄道の本社も併設されていて、伊賀鉄道の車両基地もあります。

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POINT1 伊賀流忍者博物館

上野城のある上野公園内にある、忍者に関する博物館です。

忍者屋敷」「忍術体験館」「忍者伝承館」「忍術ひろば」からなり、謎多き伊賀流忍者の世界を体験できるということで、外国人にも大人気です。

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POINT2 伊賀上野城

白鳳城、伊賀上野城とも呼ばれるお城で、築城の名手として津城や二条城などを築城した事でも知られる藤堂高虎によって拡張されました。

石垣の高さは大阪城と並んで日本一、二を争う高さで、根石から天橋まで29.7mの高さを誇っています。

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POINT3 旧崇廣堂

「赤門」の愛称で親しまれ続けてきました。

江戸時代に伊賀・大和(奈良)・山城(京都)の領地に住む師弟を教育するために建てられた藩校で、創建当時のままの講堂などを見る事ができます。

国の史跡にも指定されています。

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POINT4 旧小田小学校本館

現存する中では、三重県で最も古い小学校校舎です。

木造洋風二階建ての寄棟造りで、屋根中央の太鼓楼や、正面ポーチとバルコニー、当時のギヤマンから復元した色ガラスなど、見どころ満載です。

校舎内には教室の復元や、教科書など近代初頭教育資料も展示しています。

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POINT5 竹の道

小六坂と呼ばれる細い道の両側に、長く続く竹林があります。

坂は少しきついですが、サラサラと葉や竹が揺れる音に癒されながら、気持ちよく歩く事ができます。

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POINT6 鍵屋の辻

伊賀城下町のはずれ、奈良街道と小田新居への道を交差する辻を鍵屋辻と呼んでいます。

渡辺数馬が義兄荒木又右衛門の助太刀を得て、弟を殺した河合又五郎に仇討ちをなしたところで、日本三大仇討の一つ「伊賀越仇討」の舞台となった場所です。

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POINT7 上野天神宮

学問の神様として知られる菅原道真が祀られる神社で、旧上野町6千戸の産土神として崇敬されています。

400年近い歴史を有し、関西秋の三代祭の一つにも数えられる「上野天神祭」は、国指定重要無形民族文化財に指定されています。

また上野天神祭のダンジリ行事は「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産に登録されました。

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GOAL 上野市駅

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