大福田寺について
伊勢神宮外宮を守った神宮寺を桑名に再興したお寺で,正式名称を「神寶山 大福田寺 (しんぽうざん だいふくでんじ)」と呼ばれる【真言宗】のお寺です。
生駒聖天・待父山聖天とならんで日本三大聖天に数えられる歓喜天「桑名聖天(くわなしょうてん)」を祀る事から「桑名の聖天さん」として知られ、縁日の日には多くの参拝客でにぎわいます。
4月1日・2日には無病息災と学業成就を願う火渡り祭りが行われ、2日には重要無形民俗文化財の「伊勢大神楽」が奉納されます。
伊勢七福神巡り 大黒天
桑名市、四日市市、鈴鹿市、亀山市と北勢エリアの7つの寺院を巡る七福神巡りです!
伊勢西国三十三所観音巡礼 番外
三重県内にある観世音菩薩で構成された霊場で、お伊勢参りとともに多くの参拝者が訪れる由緒ある古巡礼です。
三重四国八十八カ所霊場 第1番
四国にある空海ゆかりの88カ所の仏教寺院の霊場巡り「お遍路」の三重県版で、空海が伊勢神宮へ参拝する際に実際に通った道を中心に、八十八カ所の巡礼地を巡ります。
大福田寺へのアクセス
桑名駅西口近く、立派な山門と土塀を巡らせて建つお寺です。
住所:〒511-0811 三重県桑名市東方1426
最寄り駅 桑名市駅から500m
大福田寺を巡る旅ランウォーク
【ランタビルート】伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(桑名編)(23㎞)
ゴールとなる多度観音堂に向かうきつめのアップダウンが最大の難所となる、桑名市の5つのお寺を巡るコースです。
伊勢西国三十三所観音を走り歩こう(桑名編)について詳しくはこちら
【ランタビルート】三重四国八十八ヶ所霊場を走り歩こう(桑名→四日市北部編)(25㎞)
桑名市から四日市市北部までの弘法大師ゆかりの6つのお寺を巡るコースで、信貴山別院 千福寺に向かうアップダウンが最大の難所です。
三重四国八十八ヶ所霊場を走り歩こう(桑名→四日市北部編)について詳しくはこちら
【ランタビルート】伊勢七福神巡りを走り歩こう(47㎞)
桑名市、四日市市、鈴鹿市、亀山市の4市の名刹を巡る45㎞を超える超ロングコースです。
大福田寺の見どころ
桑名の聖天さん
江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫で、寛政の改革で知られ、桑名藩主でもあった松平定信の念持仏の聖天尊(しょうてん)(歓喜天・かんぎてん)を祀る事から「桑名の聖天さん」として知られ、毎月1,16日の縁日には大勢の参拝があります。
人の願いをよく聞いてくれる伊勢西国巡礼観音様
伊勢西国三十三観音に数えられる観音様は、本堂と渡り廊下で結ばれた聖天堂(しょうてんどう)にある十一面観音立像で、人々の願いをよく聞いてくれるとされます。
お伊勢さんゆかりのもう一つの観音様
内宮に祀られる神様・天照大御神と春日明神から夢のお告げを受けた兄弟の仏師が半身を別々に造り、合わせると寸分違わずぴったりと合致し、一体の観音像となったという伝承より、本堂の聖観音座像は「合せ観音(あわせかんのん)」と言われています。
かつては伊勢神宮外宮を守ったお寺
もともとは伊勢神宮外宮前の山田の町にあった大神宮寺で、鎌倉時代の火災で焼失したため、桑名の大福の地に再興されたと伝わっています。
約千四百年前、聖徳太子の草創と伝えられ、天武・持統天皇や聖武天皇の行幸を受け、大神宮寺と号していました。
とにかく行事の多いお寺
除夜の鐘、初詣に始まり、子供300人ほどが参加する書初め大会、2月の節分は7チームに分かれ、千軒以上の家に豆まきに出向き、4月の火渡り祭には、稚児行列をはじめ、山伏と巫女の衣装を着けた男女200人ほどが火渡りを体験するなど祭りが多く、「寺を知ってほしい」と新たに始めた行事で、そのかいあって今では旧来の檀家より、新しい信者の方が多くなったそうです。
毎月新しくされるお守り袋も人気
聖天堂で小さな福袋、境内の大イチョウの銀杏と月の数の一円玉を修めたお守り袋、毎月新しくされるこのお守り袋を授かりにお参りに来る人も多く、こうした努力がこの寺を支えているそうです。
大福田寺周辺のおすすめスポット
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。
個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト
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