石上寺について
那智山 石上寺(なちさん せきじょうじ・Nachi san sekijou ji)は大和国の住人・紀真龍(きのまたつ)が、石上神宮の神告により、この地に那智山熊野権現を勧請し、新熊野三社として祀ったのが始まりで、弘法大師が地蔵菩薩を刻み堂を建立して、那智山石上寺と名付けたのがはじまりと言われています。
寺名は紀真龍の出身地である布留郷(ふるさと・現在の奈良県天理市)にある石上神宮(いそのかみじんぐう)にちなんだもので、本尊は子安延命地蔵菩薩です。
朱雀天皇の勅願寺、鎌倉将軍の祈願所として壮大な寺院となっていましたが、信長の兵火により焼失したものの、権現社や地蔵堂は難を逃れ、1644年に再興し、現在に至っています。
三重四国八十八カ所霊場 第26番
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石上寺へのアクセス
住所:〒519-0102 三重県亀山市和田町1185
最寄り駅:JR井田川駅から1.9㎞、亀山駅から3.1㎞