椿大神社や猿田彦神社に祀られるサルタビコとはどのような神様?

サルタビコとは

猿田彦大神・さるたびこおおかみ(日本書紀での表記、古事記では猿田毘古神)は、導きの神様として知られる神様で、開運招福や方位除のご利益によって自分が進むべき道に迷っている人に対して、人生を切り開く手助けをしてくれると言われています。

また外の世界から村や集落に災厄が入り込むことを防ぐ塞神(さえのかみ)・道祖神と同一視されています。

サルタビコは伊勢の地で、アメノウズメと結婚したとされており、また阿耶訶(あざか・現在の三重県松阪市)で亡くなったとされており、サルタビコとアメノウズメを祀る神社が三重県に集中しています。

サルタビコのご利益

自分が進むべき道に迷っている人に対して、人生を切り開く手助けをしてくれるほか、「開運招福」「方位除」「災難除」「延命長寿」「良縁成就」「交通安全」などのご利益が知られています。

サルタビコの祀られる三重県の有名な神社

椿大神社(鈴鹿市)

サルタビコが祀られる最も有名な神社としては、椿大神社があり、全国に二千社近くある猿田彦大神を祀る本宮とされています。

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猿田彦神社(伊勢市)

伊勢神宮内宮と目と鼻の先にあり、椿大神社と並んで、サルタビコが祀られる神社として有名です。

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阿射加神社(松阪市)

三重県内でもほとんどない延喜式内社の名神(みょうじん)大社に列せられていた格式高い神社です。

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