九鬼嘉隆・御木本幸吉ゆかりの地を訪ねるみち (4.5㎞)

コースのポイント

鳥羽駅をスタートして、鳥羽湾を一望できる眺望スポットがある戦国最強の水軍を率いた九鬼嘉隆が築いた鳥羽城跡や、日和山展望台など、しっかり路面は舗装されているうえ、坂道もそれほどきつくなく、比較的歩きやすい山を歩きながら巡れるコースです。

高台から見渡せる鳥羽湾の景観はなかなかの絶景で、国内最大の水水族館・鳥羽水族館や、真珠王としてその名を知られた御木本幸吉ゆかりの真珠島など、全国的にも名前の知られている観光スポットも歩けます。

このコースは「美しい日本の歩きたくなるみち500選(三重県内は11コース)」と「新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道(三重県内は30コース)の両方に選定されています。

コースマップ

コースの見どころ

鳥羽駅|鳥羽市

鳥羽市鳥羽一丁目にある、JR参宮線の終着駅で、近鉄志摩線と鳥羽線の境界駅でもあります。

第3回中部の駅百選に選ばれています。

鳥羽駅について詳しくはこちら

鳥羽マルシェ|鳥羽市

鳥羽マルシェは地元で生産される農産物や加工品、食と健康をテーマとした施設です。

鳥羽の誇る海産物や農産物の産直市場があるほか、郷土食を中心とした地物ビュッフェレストランがあります。

鳥羽マルシェについて詳しくはこちら

カモメの散歩道|鳥羽市

カモメの散歩道は鳥羽駅前から海岸沿いに続くウッドデッキの遊歩道で、海を眺めながら気持ちよく歩けます。

2005年に日本グッドデザイン賞、2007年に土木学会デザイン優秀賞を受賞しています。

カモメの散歩道について詳しくはこちら

ミキモト真珠島|鳥羽市

ミキモト真珠島は鳥羽湾に浮かぶ緑豊かな島で、1893年に御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した街で、1951年に開島しました。

ミキモト真珠島について詳しくはこちら

鳥羽水族館|鳥羽市

鳥羽水族館は日本屈指の規模を誇る水族館で、展示生物は1200種を超え、日本国内では最大です。

鳥羽水族館について詳しくはこちら

鳥羽城三ノ丸広場|鳥羽市

三ノ丸広場は戦国最強とも言われた九鬼嘉隆が築いた鳥羽城の石垣を整備した場所で、今は広場となっています。

鳥羽城は海に向かって大手門(正面の門の事)が開かれた、全国的にも珍しいお城です。

鳥羽城三ノ丸広場について詳しくはこちら

常安寺|鳥羽市

常安寺は戦国時代に水軍として大活躍した九鬼氏の菩提寺で、曹洞宗では志摩屈指の名刹で、九鬼嘉隆の追善のために、息子の守隆が建てたと言われています。

常安寺について詳しくはこちら

江戸川乱歩館|鳥羽市

江戸川乱歩館は、日本の推理小説の礎を築いた江戸川乱歩(本名・平井太郎)がかつて鳥羽に住んでいた際の鳥羽の人々との関りや、鳥羽でインスピレーションを受けて書いたとされる作品を展示しています。

江戸川乱歩館について詳しくはこちら

日和山展望台|鳥羽市

日和山展望台は鳥羽三山の一つで標高・62.5mの日和山の山上にある展望台で、中央には江戸時代に海の天候予知のために作られたとされる、全国的に珍しい八角形の方位石があります。

日和山広場について詳しくはこちら

鳥羽駅|鳥羽市

三重の歩きたくなるみち500選・全11コースを歩こう

このコースは一般社団法人日本ウオーキング協会が日本の美しい四季と景観、地域の観光資源、歴史資源、文化遺産、食の道などを訪ね歩く目的で、国土交通省・NHK・共同通信社・全国地方新聞社連合の後援を得て日本の美しい道を全国から認定した「美しい日本の歩きたくなるみち500選」のコースです。

この500選のうち、三重県内で500選に選ばれているのは11コースあります。

ここで選ばれている11コースの中には、伊勢神宮を外宮から内宮まで歩くコースや、熊野古道、赤目四十八滝、関宿など三重県を代表するスポットを巡れるコースがそろっています。

ぜひこれを機に三重県内全11コース踏破に挑戦してみてください!

三重の「美しい日本の歩きたくなるみち500選」を歩こう

三重の新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道・全30コースを歩こう

新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道は特定非営利活動法人新日本歩く道紀行推進機構が自治体からの応募に応じて選考、認定するウォーキングコースです。

選考委員会によって認定された日本の道遺産ともいえる新日本歩く道紀行100選1000の道を活用し、地域の観光促進と商工物産の振興、並び歩くことによって健康づくりに寄与する事、および道に関する歴史、文化、地方の言語等を調査分析し、学術的な活動も併せ行うことによって、商工、経済、観光事業を通じて広く地域社会に貢献するを目的にしています。

新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道10個のテーマと4つのスタイルに分類され、各テーマごとに100、合計1000コースを認定しています。

この1000コースのうち、三重県からは30のコースが選定されており、伊勢神宮や熊野古道などの人気スポットから、穴場的な観光スポットまで多種多様なコースを歩くことができます。

ぜひこれを機に、三重県内30コース踏破に挑戦してみてください!

新日本歩く道紀行・歩いておきたい1000の道について詳しくはこちら

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
合同会社ランシス代表社員。
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

関連記事

  1. 城下町「津」を巡るみち(13㎞)

  2. 城山公園|標高40mの高台にある鳥羽城跡の鳥羽湾を一望できる公園

  3. 三ノ丸広場|最強の水軍を率いた九鬼嘉隆が築いた鳥羽城跡地の広場

  4. 四日市だけでなく東海地区でも指折りのスポーツ施設群を巡る道(2㎞)

  5. 安楽島海水浴場|菅島などを拝める鳥羽を代表する海水浴場

  6. ミキモト真珠島|御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。