松阪の生んだ偉人・18世紀最大の国学者・本居宣長とはどんな人物

本居宣長とは

本居 宣長(もとおり のりなが)は三重県松阪市の生んだ偉人で、18世紀最大の国学者(日本古典の研究家)です。

木綿商の家に生まれましたが、医者となり、その傍らで「源氏物語」などことばや日本古典を講義し、現存する日本最古の歴史書で、当時翻訳不可能とまで言われた「古事記」を研究し、35年かけて「古事記伝」44巻を執筆しました。

鈴と山桜をこよいなく愛し、書斎を「鈴屋」と呼び、また山室山にある奥墓には山桜が植えられています。

本居宣長にゆかりあるスポット

本居宣長旧宅跡地

本居宣長が12歳から72歳で亡くなるまでこの地で暮らし、二階の書斎を鈴屋(すずのや)と呼びましたが、保存のため建物は現在松阪城跡に移築されています。

本居宣長旧宅(鈴屋)

松阪の生んだ偉人で江戸時代の国学者である本居宣長が60年間暮らした旧宅である「鈴屋(すずのや)」を見学する事ができます。

御厨神社

本居宣長が「古事記伝」全44巻を奉納した神社として知られています。

樹敬寺

本居宣長がよく説教を聴きに行っていたお寺で、境内の墓地に、宣長夫妻と長男春庭夫妻の墓石が立っています。

本居宣長ノ宮

国学者・本居宣長を祀る神社です。

 

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